NFCタグの使い方——かざす場所、iPhoneとAndroidの違い、よくある「読めない」
アプリは要りません。かざす位置と待つ秒数にコツがあります。読めないときに確かめる場所も、順番に書きました。
「本当にスマホをかざすだけで読めるんですか」と聞かれます。読めます。ただ、かざす場所と待ち方に少しコツがあるので、そこだけ書いておきます。
拾ってくださった方に説明する場面を想定して書いています。このページのURLを、そのまま誰かに送っても通じるようにしてあります。
アプリは要りません
インストールは不要です。iPhone・Androidとも、ここ数年の機種なら標準の機能で読めます。
読むと、画面の上のほうに通知が出ます。それを押すと、飼い主さんのページが開きます。ページには、電話をかけるボタン、SMSを送るボタン、見つけた場所を伝えるボタンが並んでいます。
かざす場所は、機種で違う
ここがいちばんのつまずきどころです。スマホのNFCアンテナは、機種によって位置が違います。
- iPhone … 本体の上端の裏側。カメラのあたりを近づけると読めます
- Android … 機種差が大きい。背面の中央が多く、上寄りのものもあります
タグに当てるのは、画面ではなく背面です。画面を向けている方が多いのですが、そちらでは読めません。
- スマホの画面をオンにする(ロック画面のままで構いません)
- 背面の上のほう、または中央を、首輪の黄色いプレートに当てる
- くっつけたまま、1〜2秒そのまま待つ
- 通知が出たら押す
動かしながら探すより、当てて数秒止めるほうが確実です。読めなければ、位置を1cmずつずらして、そのたびに数秒止めてください。
読めないときに確かめること
順番に見ていけば、だいたいここに当たります。
- NFCがオフになっている(Androidに多い)… 設定から「NFC」を検索してオン
- 画面が消えている … ロック画面でいいので、点けてから
- 厚いケース、手帳型ケース … カード入れに金属やICカードが入っていると、そこで止まります。ケースを外して試す
- 金属の上に置いている … 車のボンネットや金属の柵の上だと読めません。手に持って
- 位置が合っていない … 上端・中央を、それぞれ数秒ずつ
- 古い機種 … おおむね2015年以前の機種は、対応していないことがあります
ここまでやって読めないときは、無理をせず、最寄りの交番か動物病院へ。プレートの見た目だけでも、そこから辿れます。
濡れても、暗くても読めます
QRコードとの一番の違いはここです。QRはカメラで「見る」ので、汚れ・傷・雨・暗がりに弱い。夜の道で、泥のついたQRを読むのは現実的ではありません。
NFCは電波なので、暗くても、濡れていても、多少汚れていても読めます。首輪のプレートは水に濡れても平気です。洗剤で洗っても、内部の部品は影響を受けません。
飼い主さん側の設定
書き換えは、飼い主さんのページから何度でもできます。タグそのものを書き換える必要はありません。
- 電話番号を変えた
- 引っ越した
- 持病や薬が変わった
- 「今、迷子です」の表示を出したい
いずれもページ側を直せば、次にかざした人には新しい内容が出ます。首輪を送り返す必要も、タグを買い直す必要もありません。
どこまで見えるのか
かざした人に見えるのは、飼い主さんが「見せる」と決めた項目だけです。住所の欄はそもそも作っていません。電話番号も、出さずにSMSだけにできます。
何を見せるかを飼い主さんが決められること。それが、彫ってしまう迷子札との違いです。
安全な決済
日本国内発送
手作り